- 自己否定感(自己肯定感の低さ)
- 自己不信
- 歪んだ承認欲求
これらが何に起因するのか考えてみると、やはり幼少期における母親との関係性が根本にあるように思う。
平たく言えば、母親から十分な愛情を与えてもらえなかったからだ。
でも本来、子育てとは母親ひとりだけが担うものではなく、家族や地域で守っていくものだとしたら、、、。
分断された核家族における母親の負担がキャパオーバーなのは、容易に想像がつく。
ましてや、家事に育児に加え、外へ働きに出ている母親なら、余裕がないのは当然で、身体も疲れていて、時に感情が乱れてしまうのも防ぎようのないことに思える。
自分の幼少期に想いを馳せ、母親の姿を想像すると、そこには、不器用で要領がわるく、それでも必死にもがきながら愛情を注いでくれた、ひとりの女性が居た。
子どもにとって母親は神のような存在だけど、でも母親は神様じゃなくて、ひとりの人間。
そんな不完全は母親を見て、「愛がない」と思い込んだのは、きっと「そこには愛があった」と思い出すプロセスだったんだと、今では思える。